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映像にアナログの質感を

映像技術が発達しても、アナログはなくなることはありません。 むしろ今では注目され、リッチなものとまで言われています。また、デジタル技術が目指すものはこの世界の再現です。つまりそれは、完全なるアナログの再現、と言えるのではないでしょうか?

質感が画面を鮮やかに彩る

最近ではアナログの質感が見直されてきています。効果的に使用することで、場面により深みを持たせることが出来るからです。例えば昔に使われていた8mmカメラをあえて使用したり、わざとセピア調やモノクロに加工したり。画質が良いにこしたことはありませんが、演出の一つとして、採用される場合も多いと言えます。

アナログな撮影方法というのは、実はコストが多くかかるものです。フィルムの場合、現像に出すためには費用や時間がかかります。デジタル加工してしまった方がずっと簡単といえるでしょう。それでもこだわるのは、エフェクトでは表現しきれない質感がそこにあるからです。アナログは現代において、ある意味贅沢品であるとも言えます。

究極のデジタルは完全なアナログ?

最近はコンピューターを使ったCG技術で、あり得ないことまで表現できるようになった映像業界。特にアクション映画やSFものでは、その凄さを見せつけられます。まるで本物かと見間違うようなものも、全てCGです。「もう役者はいらないな」なんて声が聞こえてくるほどに、テクノロジーは映像に大きく貢献していると言えるでしょう。

また、最近では高解像度のディスプレイが次々と開発され、今では「4Kテレビ」というものまで登場しています。しかしなぜ、人々は高解像度を求めるのでしょうか?それはある意味、ディスプレイを完全なアナログにしたいという願いでしょう。

世界は元々はすべてがアナログで出来ています。それをデジタルに変換し、加工しているだけです。まるでそこに、本人がいるかのような映像を映し出すことが最終目的なら、デジタルの進化は、アナログの再現とも言えるでしょう。

昔ながらの手法や、デジタル技術も活用しつつ、エンターテインメントは発展していきます。そして最後には、この世のものを完全に再現することを目指し、技術を高めていくのでしょう。

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