Category : ART

もはやCGは芸術の領域へ

技術革新が進んでいても、芸術の分野ではまだまだアナログの必要性は薄れていません。ポイントは「融合」です。さらに自由度を増すために、クリエイターたちは試行錯誤を繰り返しています。

デジタルで描くCGの未来

どんなに精密なものでも、今やCG(コンピューター・グラフィックス)で表現できないものはないでしょう。それくらいにテクノロジーは進化し、芸術家たちの感性を忠実に再現出来るまでになっています。一時期はアンダーグラウンドなものとして捉えられていましたが、今やメーンとなったCG。これからのクリエイターは、デジタルなしには才能を開花出来ないかもしれません。

テクノロジーは芸術を変えていく

Adobe社が提供するIllustratorやPhotoshopがシーンをリードしています。手書きの線一本一本がデータ化され、取り扱いが非常に容易となりました。今までは絵の具をアバウトに組み合わせて作っていた色も、全てに番号がふられ、どの環境でも同じものが再現出来ます。正確であることの便利さは、作業の効率化に繋がります。劣化がなく、複製も容易なので、自分の作品をいつまでも残しておけます。

他人との共同作業も芸術を先に進めました。例え離れていたとしても、メール一つでやり取りが可能です。今や芸術はひとつの場所にはとどまりません。コラボレーションすることで、新たな可能性を見いだすことに成功しています。デジタルの恩恵が生んだ成果と言えるでしょう。

手でしか表すことが出来ないものとは?

しかし、現代の芸術が全てデジタル処理で行われているかというと、そうではありません。未だにに画材は販売されていますし、それで素晴らしいものを作り出す人たちはたくさんいます。中にはデジタルとアナログを融合することで、今までにない制作環境を手にする人もいます。

ペンタブレットやスキャナーは、アナログをPCに取り込むための便利なツールです。マウスでは思い通りの曲線は描けません。筆圧を感知するものまで発売されています。鉛筆や絵の具の質感を大事にする人は、一度キャンパスに描いたものをスキャンし、デジタルへと変換しています。アナログでは出来ないことをPC行い、デジタルでは表現できないことを手書きで補っているようです。

今後のCGは、さらに便利なツールが登場し、進化を続けていくでしょう。しかし肝心なのは、クリエイターの感性をどこまで表現できるかです。それには、自分の手をつかった制作が、まだまだ必須と言えるでしょう。

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