Category : ART

パソコンでは表現できない絵画の世界

どんなにテクノロジーが進んだとしても、決してコピーできないものは世の中にたくさんあります。そのひとつとして、ここでは「絵画」をご紹介しましょう。オリジナルであることが、芸術には最重要であると言えます。

原画の力強さは段違い

美術館などで、有名な絵画を鑑賞した経験がある人なら分かると思います。オリジナルの持つ雰囲気やパワーというのは、写真や映像からは読み取れないほど壮大なものです。一目見れば、絵画がいかに緻密で繊細なものなのかが、原画から伝わってくるでしょう。

ディスプレイというのはしょせん、2次元までしか表現できません。しかし芸術は、時間を含めた4次元的なものであると言えます。画像になっても動画になっても、越えられない壁があります。絵画の全てを体感する方法は、実物を見るより他にないでしょう。

コピーできない芸術を

絵画はスキャンをすることにより、デジタルデータ化することは出来ます。データを印刷すれば、作品の上っ面だけなら楽しむことが出来るでしょう。ですが、それでは意味がないことはみなさんご承知の通りです。

絵画は平面であって、実は立体的な芸術作品と言えます。完璧なコピーは不可能ですので、模して写すことくらいしか出来ないのでしょう。芸術の価値までをコピーするのは、どんなにテクノロジーが進んだとしても無理だと言えます。

ものとしての価値を見つめ直そう

現代では、芸術もひとつのエンターテインメントとされています。商業的な売り出し方をされ、誰もが手軽に楽しめるように複製が繰り返されます。特に音楽や映画、写真などは、元がデジタルデータであるため、全ての人がオリジナルとほぼ同じコンテンツを手に入れることが出来てしまいます。

絵画などの芸術作品は、そこに存在することで意味をなします。代わりになるものがなく、壊れたり焼けたりしたら、もう二度と手に入らないことが価値を高めます。限りなく似たものがあったとしても、その作品が過ごしてきた時間までは同じに出来ません。「もの」であることの意義は、ひたすらに「オリジナル」であることだと言えるでしょう。

芸術の価値が下がるのは、コピー可能なものをつくってしまうからです。決して複製できないオリジナルは、いつまでたっても魅力的なものです。

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