Category : ART

ラッセンの絵からイルカが消えた?!見事な画像加工の技術

画像加工ソフトを駆使して、元の画像をまったく別のものに変えてしまう技術が、ネット上で度々話題になっています。太った女性の画像がほっそり引き締まった身体に大変身したり、女装した男性の画像が美麗な女性に大変身したり……その例は枚挙に暇がありません。

ところで、そんな画像加工の技術を駆使して、非常にユニークな試みをした人がいます。題材となったのは、かの有名な画家クリスチャン・ラッセンの絵でした。アナログで描かれた絵画を、デジタルな技術でどう変身させたのか? あなたもぜひ、思わずクスッと笑ってしまいそうなジョークをご覧ください。

クリスチャン・ラッセンってどんな画家?

大きな月の光で輝く、夜の海。そこへキラキラ水しぶきを散らしながらジャンプするイルカ――誰もがどこかで一度は見たことがあるあの絵画を描いたのが、クリスチャン・ラッセンです。お笑い芸人の永野が「ゴッホより~普通に~ラッセンが好き~!」と歌いブレイクを果たしましたが、あの"ラッセン"は、イルカの絵で有名なかの画家のこと。あまりアートに興味のない人でも、きっとどこかで彼の絵を目にしたことがあるのではないでしょうか。

ラッセンと言えば、絶対に欠かせないのが"イルカ"です。キラキラと光る海を題材とする彼の絵画では、いつもイルカが主人公。イルカたちは、大きな月を背景にして、海原で華麗なるジャンプを見せてくれます。このイルカの絵画は、バブル期以降の日本で大流行し、多くの人に購入されました。そんなラッセンの絵が、画像加工によってどんな変身を遂げたのでしょうか?

絶対にいるはずのイルカが……いない?!

ラッセンの絵に絶対にいるはずのイルカがいない……。残されたのはキラキラした水しぶきと、どこか寂し気な海だけ……。ラッセンの絵を加工し、イルカだけを取り除いた画像ばかりを集めたサイト「Lessen」(http://lessen-art.tumblr.com/)が、ネット上に突如として登場しました。

視線を集めていたイルカがいなくなると、一気に背景が注目されるようになります。ダイナミックで静かな自然が、非常にキレイですね。そして、イルカがいなくなった部分の加工が見事で、まったく違和感がありません。これはこれで悪くないような気もしますが、やはりどこか物足りないですよね。イルカが消えることで、逆にラッセンの絵になくてはならないイルカの存在がより強く感じられるようになりました。

"ラッセン"をもじったタイトル

「Lessen」というサイトのタイトルは、どこかで聞いたことのある名前にそっくりです。きっと、"ラッセン"をもじってつけた名前なのでしょう。ところで、lessenという英単語には"小さくなる"とか"減らす"といった意味があるのをご存じでしょうか。ラッセンの絵からイルカを減らすから、「Lessen」……。ちょっとしたジョークの効いたタイトルとなっているようです。あなたもぜひ、ラッセンの絵の変身っぷりと加工技術をご覧になってみてください。

今回は、ラッセンの絵画を独自の視点から画像加工したサイトをご紹介しました。アナログな絵がデジタルでまた違った味わいを見せてくれるという、ユニークな試みですね! アナログなアートがデジタルの技術で変身するサイトを、ぜひ訪問してみましょう。

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