バイアグラは医師の指導の元で

以前勤めていたクリニックには様々な患者が来診していました。
メインは整形外科ですが、内科の治療もしていました。
中年から高齢者には慢性疾患として高血圧症や糖尿病、高脂血症で通院している患者がたくさんいました。
EDの治療薬を求めて来院する人も多く、医師はひとりひとりの症状を聞き内科的な血液検査や血圧の状態、また心臓疾患についても慎重に診ます。
もともと心臓疾患用に開発された薬なのでバイアグラの処方には時間をかけて行うというのが基本です。
ところが最近は簡単にネットなどで手に入ったり、外国からの偽物などが出回っているので、製薬会社の営業担当者もかなり問題視されていました。
そして患者の中にもそうした安易な知識で来院され、「バイアグラが欲しい」とだけ言えばもらえるものと勘違いされてトラブルになることもありました。
当然医師はそんなに簡単には処方しませんし、EDの原因がはっきりしてその患者に処方しても問題ないということで、ようやく指導の元患者の手に渡るのです。
糖尿病などが原因で定期的にバイアグラを処方する患者に対しても、副作用などの説明は常に行い、血液検査や心電図、血圧測定など念入りにしながら治療を続けています。
特に高血圧の人や心臓病など持病があって薬を飲んでいる場合は、併用すると危険なものもあるので注意が必要です。
また、バイアグラよりも単価の安い同種の薬が出ていますが効能や副作用に違いがあり、どの人にも効くというものではないのです。
知識が不足したまま勝手な判断で手に入れるのはとても危険ですから、必ず医師の指導の元服用して欲しいと思います。